Fenrir FSはiTunes+Gmailな感じでローカルファイルを管理するソフトウェア。最初はちょっと使い方に戸惑ったが多分こんな使い方が想定される使い方なんじゃないかと思われる。
- とりあえずデスクトップにファイルを作る
- Fenrir FSにドラッグ&ドロップ
- ラベルとかつけてアーカイブ
最初に悩むのはファイルの実体が「どう管理されるか」だ。
ローカルのファイルをキレイに階層化して管理している人はまず戸惑う。
Fenrir FSはiTunesの発想と同じでファイルの実体を感じさせない。Fenrir FS用のリポジトリに入れてしまって「実体が何処にあるかとかは気にするな」というスタンスだ。
Fenrir FSにファイルをD&DするとファイルがFenrir FSのリポジトリに登録されてファイル実体は消えてしまう(実際にはFenrir FSのプロファイルフォルダの中に作られる)。
最初はこれに戸惑いすぎて使うのをやめた。
だが、1.2になってエイリアスモードというのができてちょっとdeliciousっぽい使い方ができるようになった。
エイリアスモードではD&Dでリポジトリ登録したあとも実体は残る。Fenrir FSにはショートカットを登録する感じになる。これによって、ローカルファイルを階層化している場合でもそっちはそっち、Fenrir FSはFenrir FSで両立できる。
特にこれは会社などの共有ファイルサーバーにあるファイルを扱う場合に有効だ。
最初はエイリアスモード マンセーで使っていたのだが、なんか微妙。
既存のファイルを扱う場合にはそれでいいのだけど、新規作成したファイルの場合は物理的な置き場所を決めてからFenrir FSにで登録するという二度手間。
で、結局
- 既存ファイルはエイリアスで登録
- 新規につくるファイルは冒頭の運用
- とりあえずデスクトップにファイルを作る
- Fenrir FSにドラッグ&ドロップ
- ラベルとかつけてアーカイブ
こんな運用に。
ただし、ラベルの機能がiTunesのプレイリストを意識しすぎてファイル管理にはちょっと使いにくい。Firefoxのdeliciosプラグインが秀逸(特に複数のタグを階層のように探していける機能がいい)なのであのインターフェースみたいになるといいんだが…。
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