普通に家Wifi接続して使うのには全く問題ないのですが、出先でxperiaのBarnacle Wifi Tetherに接続して…という使い方ができません。
どうやら root 化するとアドホック接続できるということでやってみました。
IS01にはファームウェアバージョンが幾つかあって、1.00.09というバージョンまでは比較的簡単にできますが、自分のIS01は迂闊にもケータイアップデートをかけてしまって1.00.10に上げてしまったために面倒な感じになってしまいました。
アドホック接続可能にする手順の概要は、
- root化する…というかsuコマンドを使えるようにする
- /system を書き込み可能にする
- /system/bin/wpa_supplicant をアドホック対応版に入れ替える
こんな感じ。
1.root化してsuを使えるようにする
root化はMobileHackerzさんのところのIS01 Rooterで比較的簡単にできます。
このページでは基本1.00.09以前のものの対応なのですが、下の方にコソッと test って書いてあるリンクがあって、そこからIS01root_simple.apkってのがダウンロードできるので、それをIS01にコピってインストールしてく下さい。
IS01rooterではSTEP1~3まで手順がありますが、1.00.10ではSTEP3はできないので、
- STEP1...途中で強制終了するけど気にしない
- STEP2...とりあえず終わる。再起動しろって言ってくるけどガン無視。
こんな感じです。
これで ADB で接続すると su コマンドが使えるようになります。
あ、superuserは必須ね。
ちなみに、1.00.10では一回電源を切ると上記の設定は消えてしまうので、電源を入れ直すたびに上記STEP1,2をやる必要があります。
2./systemを書き込み可能にする
これがメンドクサイ!
イマイチ理解できてないけど次の手順で。
まずは insmod というコマンドを使えるようにするらしい。
えぬえす工房からmodules_enabler+をダウンロードして、下記の二つのファイルをSDカードの適当なところにコピーします。
- prepare
- modules_enabler_plus
# ./prepare # ./modules_enabler_plus Start. Finish. Enjoy!こうすると insmod というコマンドが使えるようになるっぽい。
それから、
# insmod ./msm_nand_ex.ko
※ msm_nand_ex.ko はMobileHackerzさんのところの IS01root_002proj.zipの中の ./res/row に入ってます。
んで、
# mkdir /system.rw
# mount -o rw -t yaffs2 /dev/block/mtdblock10 /system.rw
とすると /system.rw に /system 相当の領域が書き込み可能状態でマウントされます。元々あった /system との関係が良く解らんけど、/system.rw に対して書き込みすると /system の中身も変わるっぽいです。
3.wpa_supplicantを入れ替える
さて、これでようやく /system/bin/wpa_supplicant を入れ替えることができるようになりました。
アドホックに対応したwpa_supplicantはこちらからダウンロードします。
これをSDカードにコピーして、
# cd /system.rw/bin # busybox ./ wpa_supplicant cp /sdcard/backup # busybox cp /sdcard/downloads/wpa_supplicant
まぁ、ようするに元々あったwpa_supplicantはSDカードにバックアップを取っておいて、上記でダウンロードしてきたヤツと差し替えるわけです。
それで、 IS01 を最起動すると、Wifiアクセスポイントにアドホックモードのアクセスポイントが (*)hogefuga みたいな感じででてきます。
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