2011年5月15日日曜日

#IS01 (1.00.10) をアドホック接続可能にする

眼鏡ケースこと IS01はWifi接続できるのですが、アドホック接続ができません。
普通に家Wifi接続して使うのには全く問題ないのですが、出先でxperiaのBarnacle Wifi Tetherに接続して…という使い方ができません。

どうやら root 化するとアドホック接続できるということでやってみました。
IS01にはファームウェアバージョンが幾つかあって、1.00.09というバージョンまでは比較的簡単にできますが、自分のIS01は迂闊にもケータイアップデートをかけてしまって1.00.10に上げてしまったために面倒な感じになってしまいました。

アドホック接続可能にする手順の概要は、
  1. root化する…というかsuコマンドを使えるようにする
  2. /system を書き込み可能にする
  3. /system/bin/wpa_supplicant をアドホック対応版に入れ替える
こんな感じ。

1.root化してsuを使えるようにする

root化はMobileHackerzさんのところのIS01 Rooterで比較的簡単にできます。
このページでは基本1.00.09以前のものの対応なのですが、下の方にコソッと test って書いてあるリンクがあって、そこからIS01root_simple.apkってのがダウンロードできるので、それをIS01にコピってインストールしてく下さい。

IS01rooterではSTEP1~3まで手順がありますが、1.00.10ではSTEP3はできないので、
  1. STEP1...途中で強制終了するけど気にしない
  2. STEP2...とりあえず終わる。再起動しろって言ってくるけどガン無視。
こんな感じです。

これで ADB で接続すると su コマンドが使えるようになります。
あ、superuserは必須ね。

ちなみに、1.00.10では一回電源を切ると上記の設定は消えてしまうので、電源を入れ直すたびに上記STEP1,2をやる必要があります。

2./systemを書き込み可能にする

これがメンドクサイ!
イマイチ理解できてないけど次の手順で。

まずは insmod というコマンドを使えるようにするらしい。
えぬえす工房からmodules_enabler+をダウンロードして、下記の二つのファイルをSDカードの適当なところにコピーします。
  • prepare
  • modules_enabler_plus
# ./prepare
# ./modules_enabler_plus
Start.
Finish. Enjoy!
こうすると insmod というコマンドが使えるようになるっぽい。
それから、

# insmod ./msm_nand_ex.ko
※ msm_nand_ex.ko はMobileHackerzさんのところの IS01root_002proj.zipの中の ./res/row に入ってます。
んで、

# mkdir /system.rw 
# mount -o rw -t yaffs2 /dev/block/mtdblock10 /system.rw 

とすると /system.rw に /system 相当の領域が書き込み可能状態でマウントされます。
元々あった /system との関係が良く解らんけど、/system.rw に対して書き込みすると /system の中身も変わるっぽいです。

3.wpa_supplicantを入れ替える

さて、これでようやく /system/bin/wpa_supplicant を入れ替えることができるようになりました。
アドホックに対応したwpa_supplicantはこちらからダウンロードします。
これをSDカードにコピーして、

# cd /system.rw/bin
# busybox ./ wpa_supplicant cp /sdcard/backup
# busybox cp /sdcard/downloads/wpa_supplicant

まぁ、ようするに元々あったwpa_supplicantはSDカードにバックアップを取っておいて、上記でダウンロードしてきたヤツと差し替えるわけです。


それで、 IS01 を最起動すると、Wifiアクセスポイントにアドホックモードのアクセスポイントが (*)hogefuga みたいな感じででてきます。

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